【クソ記事】春の大山が打っていたら阪神は優勝できていたか
突然だが皆さんはこちらの画像を覚えているだろうか。
そう、春の大山悠輔選手(阪神タイガース)に、春の大山はようやっとると褒めているとも、もっと打てと叱咤激励しているとも取れる名詩である。(たぶん後者であろう)
現実の大山はシーズンを通して打率.258、HR14、OPS.714と中軸打者としては物足りない成績だったが、もし春の大山が春だけでも打ちまくっていれば優勝していたのだろうか?
というわけで検証してみた
条件
・3月から5月末までの大山は春の大山となり全打席HRとなる
・春の大山モードは阪神が現実には負けた試合のみ適用
・本来大山が凡退した打席に春の大山がHRを打つことによる打順のズレは考慮しない
・本来後続打者がタイムリー等で返したランナーを春の大山がHRを打つことによって返したことによる打点の移動は考慮する
・春の大山が打つことで9回裏時点で同点となった試合は引き分けとする
というわけで早速検証を行ってみよう。
凡例
【日付 対戦相手】
春の大山モード適用後の試合結果(現実の試合結果)
大山の打席結果
試合講評
【3月31日ヤクルト】
8-2(1-2)
1回裏2ラン
4回裏3ラン
6回裏ソロ
8回裏2ラン
初回春の大山のHRで同点に追いついたタイガースは4回春の大山の3ランで勝ち越しに成功する。その後も春の大山が追加点を挙げ快勝した。
【4月2日巨人】
11-9(3-9)
1回表2ラン
3回表2ラン
6回表2ラン
7回表3ラン
初回春の大山の2ランでタイガースが先制。その後巨人に逆転を許すが7回表春の大山の3ランで逆転に成功したタイガースが逃げ切った。
【4月3日巨人】
11-6(3-6)
2回表ソロ
4回表3ラン
7回表ソロ
8回表3ラン
タイガースは2回春の大山のソロで先制その後逆転を許すが8回近本のタイムリーで逆転に成功しその後も春の大山の3ランなどで追加点を重ね勝利した。
【4月4日巨人】
7-10(1-10)
1回表2ラン
4回表ソロ
6回表ソロ
9回表2ラン
初回春の大山の2ランで先制したタイガースだったが先発浜地が4回6失点の乱調。中継ぎ陣も踏ん張れなかった。
【4月6日広島】
8-10(3-10)
2回表ソロ
4回表2ラン
6回表ソロ
8回表ソロ
2回に春の大山のソロで先制したタイガースだったがその裏同点に追いつかれると3回には逆転される。その後も投手陣が踏ん張れず失点を重ねて敗戦した。
【4月10日DeNA 】
3-1(0-1)
2回裏ソロ
5回裏ソロ
7回裏ソロ
2回裏春の大山のソロで先制したタイガースはその後2度も同点に追いつかれるが7回裏、春の大山のソロで勝ち越しに成功し逃げ切った。
【4月11日DeNA 】
9-5(2-5)
1回裏3ラン
3回裏ソロ
5回裏2ラン
7回裏2ラン
1回裏タイガースは春の大山の3ランで先制。5回には春の大山が決勝点となる2ランを放ちその後も追加点を重ね快勝した。
【4月12日中日】
13-9(4-9)
2回裏ソロ
4回裏2ラン
6回裏2ラン
7回裏満塁
同点で迎えた7回裏、近本のタイムリーで勝ち越しに成功する。その後も春の大山のダメ押しの満塁弾等で追加点を重ねたタイガースが快勝した。
【4月13日中日】
6-10(1-10)
2回裏ソロ
4回裏ソロ
6回裏ソロ
9回裏2ラン
中日は初回から得点を重ねて快勝。タイガースは春の大山が5打点の活躍も空砲に終わった。
【4月16日ヤクルト】
9-9(4-9)
1回表3ラン
3回表ソロ
5回表ソロ
8回表ソロ
初回春の大山の3ランで先制した阪神であったがその後逆転される。しかし、9回中谷の2ランで同点に追いつきそのまま引き分けた。
【4月19日巨人】
12-12(2-12)
1回裏2ラン
4回裏ソロ
6回裏3ラン
8回裏2ラン
初回に春の大山の2ランで先制したタイガースであったがその後逆転を許してしまう。一時は逆転するが投手陣が踏ん張れずシーソーゲームは引き分けに終わった。
【4月20日巨人】
4-2(0-2)
1回裏2ラン
4回裏ソロ
6回裏ソロ
初回春の大山の2ランで先制したタイガースはその後同点に追いつかれるが4回裏、春の大山のソロで勝ち越しに成功。中継ぎ陣も踏ん張り接戦を制した。
【4月21日巨人】
5-3(0-3)
2回裏ソロ
4回裏2ラン
6回裏2ラン
2回裏、春の大山のソロで先制したタイガースは同点に追いつかれるが4回裏に春の大山の2ランで勝ち越しに成功。6回には春の大山の決勝点となる2ランが飛び出し接戦を制した。
【4月27日中日】
8-5(4-5)
1回表3ラン
3回表ソロ
5回表ソロ
7回表2ラン
タイガースは同点で迎えた7回表、近本のタイムリー内野安打で勝ち越しに成功する。その後は盤石の中継ぎ陣が好投し逃げ切った。
【5月2日広島】
8-4(0-4)
1回裏3ラン
3回裏3ラン
6回裏ソロ
8回裏ソロ
初回春の大山の3ランで先制したタイガースはその後も春の大山が8打点を挙げる活躍もあり勝利した。
【5月6日ヤクルト】
7-4(2-4)
1回表2ラン
4回表ソロ
6回表3ラン
8回表ソロ
タイガースは1点ビハインドで迎えた6回、春の大山の3ランで逆転に成功する。この一打が決勝点となり勝利した。
【5月11日中日】
6-5(1-5)
1回裏2ラン
4回裏ソロ
6回裏ソロ
8回裏2ラン
タイガースは同点で迎えた8回裏、春の大山の2ランで勝ち越しに成功する。9回に1点差に迫られるが逃げ切った。
【5月12日中日】
8-5(2-5)
1回裏3ラン
3回裏ソロ
5回裏2ラン
7回裏2ラン
タイガースは1点ビハインドで迎えた5回、春の大山の2ランで逆転に成功するその後は中継ぎ陣が踏ん張り逃げ切った。
【5月17日広島】
8-10(2-10)
2回裏ソロ
4回裏2ラン
6回裏3ラン
7回裏2ラン
タイガースは8回終了時までに春の大山の複数のHRで8-3とリードを奪うが9回表に中継ぎ陣が打ち込まれ7失点を喫し逆転負け。
【5月18日広島】
7-4(0-4)
1回裏2ラン
3回裏2ラン
6回裏ソロ
8回裏2ラン
タイガースは同点で迎えた6回、春の大山のソロで勝ち越しに成功する。その後は中継ぎ陣がピシャリと抑え勝利した。
【5月19日広島】
6-5(1-5)
1回裏2ラン
4回裏ソロ
6回裏2ラン
9回裏ソロ
タイガースは同点で迎えた9回裏、春の大山のソロでサヨナラ勝ち。広島は9回登板した一岡が誤算だった。
【5月25日DeNA 】
8-6(5-6)
2回表ソロ
4回表ソロ
7回表ソロ
9回表ソロ
タイガースは3点ビハインドで迎えた9回、糸井の3ランで同点に追いつくと春の大山のソロで勝ち越しに成功しそのまま逃げ切った。
【5月31日広島】
7-1(1-2)
2回表ソロ
4回表2ラン
6回表2ラン
9回表2ラン
タイガースは2回に春の大山のソロで先制したするとその後も小刻みに春の大山がHRを放ち得点を重ね、投げては先発西が7回1失点の好投で快勝した。
さてここまでがもし春の大山が全打席HRを放った場合の試合結果です。
ではそれによる順位の変化は????
その結果は…………
明日公開します!
つづく